“Speak English with La Salle”
目的
アカデミア財団は、教育の情報が乏しい地方の児童・生徒・学生に対し教育の情報を提供し、学業優秀、品行方正でありながら、経済的理由により修学が困難な児童・生徒・学生に対し、奨学援助を行い、また、英語を母国語とし専門的教育学を学んだ外国からの先生を招聘するなどしてグローバルに戦える児童・生徒・学生の英語の基礎力底上げを支援するとともに、奨学援助に加え図書の寄贈・教育的教材の提供等を行い児童養護施設や母子生活支援施設等への支援を行うことで児童・生徒・学生が人間らしく成長すること、さらには、大学等を卒業したものの自らの夢を実現すべく新たに道を切り開こうとしている一般社会人、そしてその中でも特に、活力ある女性の社会進出を後押しすべく夢を実現しようとしている女性へのサポートプランの実施等をも行うことをもって社会に有用な人材を育成することを目的としています。
奨学生募集
※本奨学金は、給付型の奨学金であり、返還義務はありません。
応募資格
令和7年4月時点で 中学生、高校生、大学生、大学院生である生徒・学生
募集期間
毎年10月頃に募集を行います。
※ 令和7年度奨学生募集期間: 令和6年10月1日~10月30日
給付額
① 中学生・高校生 月額2万円(年間24万円)
② 大学生・大学院生 月額3万円(年間36万円)
③ 海外留学・大学進学・大会遠征・コンクール出場のための助成金 最大50万円 (金額は理事会にて決定)
給付期間
①② 4月~3月の1年間(年2回給付)
③ 一時金
審査
書類審査と本人・保護者の面接を行います。
選考基準
将来の夢、目標を明確に持ち、努力している者
保護者の所得状況 等
その他詳細は募集要項に記載します。
令和7年度
募集要項PDF
令和7年度
願書PDF
※鹿児島県以外の生徒・学生も応募できるようになりました。
スクールドリームプロジェクト
概要
鹿児島県内の公立の小学校・中学校が自校の課題を解決するため様々な教育活動に取り組む際に必要な備品等の購入や設備の整備、教職員の創造的かつ多様な教育上の試みをサポートする。
(1) 学校が教育活動を行うために必要な備品等の購入や設備の整備
(2) 子供たちの豊かな人間性の涵養につながる文化・芸術・科学に関する諸活動並びに地域に根ざした特色ある活動の推進のための支援
主なサポート内容
・ 児童生徒の学力向上、体力向上の充実を図るための取組
・ 学校の課題を解決する研究
・ 伝統の継承や新たな校風づくりの推進
・ 現代的な課題への挑戦(SDGs、ESD、STEAM教育、特別支援教育、キャリア教育、インクルーシブ教育、国際理解教育、プログラミング教育、環境・エネルギー教育、防災教育、NIEなど)
例)・ 各種検査費用
・ 講師謝金、教材費、図書費
応募資格・サポート金額
鹿児島県内の公立の小学校および中学校。学校単位で応募してください。
1学校につき最大30万円。財団理事会にて採用決定後、学校が指定する銀行口座へ振込む。
申込み方法
事務局より申請書を取寄せ、郵送にて提出してください。令和6年度分の受付は終了しました。
選考基準
希望する支援内容について、総合的に審査する。
(1) 研究内容等が特色ある教育活動につながるものであること
(2) 学校の課題解決に資する内容であること
(3) 地域や他の学校等に波及効果をもたらすものであること
財団設立にあたり
2020年12月25日設立
私は、鹿児島県いちき串木野市羽島に生まれ育ちました。羽島は、日本の近代化を進める大きな一歩となるべく、若き薩摩藩士19名が英国留学、視察密航の旅に出発した地でありますが、それは情報に遮断され密航が判明しにくいためでありました。そのように情報から遮断された羽島は、私が育った第2二次世界大戦後においても教育の情報があまり届かない地域でした。
教育の情報がなければ、どんなに才能のある若者も羽ばたくことはできません。幸いなことに私は高校からは鹿児島市内に移り、ようやく教育の情報に接し、大学では無償で米国の大学院への留学を経験させてもらいました。人生の節目節目で協力、支援してくださった人々に心から感謝しています。
①色々な学びを応援
②教育の情報を発信
③日本人の英語基礎力の底上げを応援
を理念に、地方から世界へ巣立っていける若者を育てることを目的とし、本財団を設立するにいたりました。
設立者 西中 浩二
結婚以来40年余り、夫 西中浩二と共に小学生の受験予備校の経営に携わり、安心して学べる環境で一人でも多くの生徒さんが夢の実現への第一歩を踏み出すために希望する中学に入学できるよう職員一丸となって取り組んでまいりました。
また、「女性と女児が本来持っている能力を発揮し自分の夢を達成する為に必要な教育と訓練へのアクセスを提供する」ことを使命とする女性の奉仕団体、国際ソロプチミストでの25年の活動を通し様々な困難に立ち向かい、夢を実現するために懸命に努力している女性たちを微力ながら応援してまいりました。“夢を応援する”ことは私の仕事や奉仕活動に対する心情そのものです。
私が今日まで家族や友人、多くの人々に見守られ支えていただき、友情や生き甲斐を育んでこれたすべてのことに心から感謝し、これからの人生を社会に貢献することで恩返しができればと夫と共に財団の設立を思い立った次第です。
設立者 西中 章子
事業概要
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奨学金の給付
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奨学金を受ける児童・学生等の指導に関する事業
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鹿児島県内の学校に対する教育活動資金等の提供
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優秀な外国人英語講師が経済的に長期滞在が困難な場合の資金援助
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図書館への図書の寄贈
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教育講演会やセミナー等の開催
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経済的困難な家庭の児童、生徒及び学生等へ
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図書その他教育的教材の提供
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児童養護施設・母子生活支援施設等へ資金等の提供
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その他目的を達成するために必要な事業
財団役員一覧
評議員会長
西中章子 株式会社トゥレーヌ 代表取締役
評議員
冨尾良三 元 志學館中等部・高等部校長
濵田雄一郎 濵田酒造株式会社 代表取締役社長
重久善一 重久公認会計士事務所 所長
桃木野聡 桃木野総合法律事務所 所長
大井逸誓 有限会社アカデミー学院 取締役
理事長
西中浩二 株式会社日能研九州 代表取締役
副理事長
日高正文 国立大学法人鹿児島大学 監事
理事
中野寿康 株式会社南日本放送 代表取締役社長
吉田健朗 株式会社南日本総合サービス 代表取締役社長
濵田公子 濵田酒造株式会社 経営企画本部 本部長 取締役専務執行役員
上小鶴孝子 株式会社コーアガス日本 常務取締役
小松原崇史 株式会社ケイ・エヌ・エス 代表取締役社長
中拾石治彦 株式会社日能研九州
監事
樋口 勉 九州エナジー株式会社 顧問
小峯岳秋 元 鹿児島ビル不動産株式会社 常務執行役員